急にワキガになった?突然脇が臭くなる原因を皮膚科医が解説

「今まで気にならなかったのに、最近急に脇が臭う」
「大人になってからワキガになることはある?」
脇のにおいが突然変わると、「急にワキガになったのでは」
と心配になるかもしれません。
しかし、脇が臭くなった=突然ワキガ体質になった、とは限りません。
ワキガは基本的に体質と関係する
腋臭症にはアポクリン汗腺やABCC11遺伝子など、もともとの体質が関係しています。
典型的には思春期頃からにおいが目立ち始めます。
そのため、成人になったある日突然、遺伝的な体質そのものが変わってワキガになると単純に考えるものではありません。
なぜ突然臭くなったように感じる?
1. 汗をかく量が増えた
気温、運動、緊張などによって汗の量は変化します。
夏になって急に気になるようになった場合、発汗量の増加が関係していることがあります。
2. 蒸れやすい服装
通気性の低い衣類などでは脇が蒸れやすくなります。
同じ体質でも環境によってにおいを強く感じる可能性があります。
3. 皮膚環境の変化
腋臭の発生には皮膚に存在する菌も関係します。
そのため、皮膚の状態などもにおいに影響する可能性があります。
4. 思春期
小学生から中学生頃に「突然臭くなった」と感じる場合、第二次性徴によってアポクリン汗腺が活発になった可能性があります。
5. においを意識するようになった
以前から存在していたにおいに、何かのきっかけで初めて気づくケースもあります。
ストレスでワキガになる?
ストレスそのものによって遺伝的なワキガ体質になるわけではありません。
ただし、緊張などで発汗が増えれば、においを感じる機会が増える可能性があります。
食べ物が原因?
特定の食品だけで腋臭症そのものが突然発症するとは考えにくいです。
食事だけを極端に制限するより、まず本当に腋臭症なのかを確認することが重要です。
「急に体臭が変わった」場合は別の原因も
脇だけでなく全身の体臭が明らかに変わった場合や、発汗量そのものが急激に増えた場合には、ワキガだけと決めつけないことが重要です。
気になる変化が続く場合は医療機関で相談してください。
においの原因を整理する
重要なのは、
「汗が増えた」のか
「脇特有のにおいが出た」のか
「全身の体臭が変わった」のか
を分けて考えることです。
ワキのにおいに対する「Swap」という選択肢
ワキガのにおいには、アポクリン汗腺だけではなく皮膚に存在する菌も関係します。
東京駒込皮膚科クリニックでは、ワキのにおいに悩む方に「Swap」を用いた自由診療をご案内しています。
Swapの働きをわかりやすく説明すると、
「においの元になる菌を、においを出さないタイプの菌に一時的に置き換えるケアです」
というものです。
Swapについて
治療内容
においの元になる菌を、においを出さないタイプの菌に一時的に置き換えることを目的としたケアです。
費用 ※自由診療のため、公的医療保険は適用されません。
初診 20,000円 / 再診 17,000円
Swap本体・診察料・送料・資材費・手数料を含みます。


医師
山田 貴博 Yamada Takahiro
- 2010年:名古屋市立大学医学部 卒業
- 2010年:NTT西日本大阪病院、阪南中央病院にて研修
- 同年:大阪大学大学院医学系研究科 神経細胞生物学講座にて基礎医学研究に従事
- 2015年:阪南中央病院皮膚科 勤務
- 2017年:天下茶屋あみ皮フ科クリニック 開業
- 2024年:AMI SKIN CLINIC 開設
- 2025年:東京駒込皮膚科クリニック 開業
皮膚のトラブルは、見た目の悩みだけでなく、痒みや痛みによって日常生活の質(QOL)を大きく下げてしまうものです。「こんな些細なことで相談してもいいのかな?」とためらわず、ぜひお気軽にご相談ください。
丁寧な診察と分かりやすい説明を心がけ、地域の皆さまの「肌のホームドクター」として、健やかな毎日を全力でサポートさせていただきます。






